記事

事業者
栃木県下野市

下野市、20・21年度実施計画、仁良川土地区画整理は11億、義務教育校整備に51億

2020/06/17 日本工業経済新聞(栃木版)

 下野市は、第2次市総合計画2020・21年度実施計画をまとめた。主な事業費は2カ年で義務教育学校整備に51億1500万円、仁良川地区土地区画整理に11億313万円、高速道路スマートIC整備に7億1437万円、自治医大駅周辺整備に3億4700万円を計上。重点プロジェクトには各道路の整備などを掲げた。(5面に事業費)

 義務教育学校整備の年度別事業費は20年度23億175万円、21年度28億1325万円。小中一貫教育推進で南河内中学校区を施設一体型として義務教育学校を整備。22年4月開校予定。2カ年で校舎や屋内運動場を建築する。

 仁良川地区土地区画整理の年度別事業費は20年度5億6168万円、21年度5億4145万円。地区面積91・4ha。総合的な面的整備で公共施設の整備改善を行い、居住環境の向上と良好な宅地の供給を図る。

 高速道路スマートIC整備の年度別事業費は20年度3億1720万円、21年度3億9717万円。市北部を通過する北関東自動車道が持つ広域的なネットワークを活用し地域の活性化や産業・物流での市の優位性を高めるため整備する。

 自治医大駅周辺整備の年度別事業費は20年度1億5050万円、21年度1億9650万円。市交通バリアフリー特定事業計画に基づいて自治医大駅東口広場及び市道7002号線他2路線でバリアフリー工事を実施する。

 各道路の整備では、市道1-3号線他に20年度5537万円、21年度4000万円で2カ年9537万円。市道2-1号線に20年度4300万円、21年度5430万円で2カ年9730万円。市道2-7号線他に20年度6528万円、21年度2億4040万円で2カ年3億568万円などを配分。

 20年度のみでは国分寺公民館改修に1億9207万円、しもつけ風土記の丘資料館整備に2億804万円、石橋多目的広場整備に1億3270万円を措置。

 水道課では重要給水施設配水管更新に20年度4931万円。配水管拡張・改良に20、21年度各3000万円で2カ年6000万円。水道施設整備に20、21年度各1億円で2カ年2億円。石綿セメント管更新に20、21年度各1億円で2カ年2億円。

 下水道課では公共下水道事業に20年度6億3835万円、21年度6億535万円で2カ年12億4370万円。特定環境保全公共下水道事業に20年度3億1792万円、21年度2億6092万円で2カ年5億7884万円。農業集落排水事業に20、21年度各1億1605万円で2カ年2億3210万円を計上した。

 事業実施にあたっては財政状況などを考慮し、予算編成時や事業実施段階で改めて推進する。172の事務事業を計上し、合計事業費は20年度が110億5289万円、21年度が113億8270万円。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら