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新潟県新潟市

中央環状線の長戸呂区間で本年度から計画検討

2020/06/19 新潟建設新聞

 新潟市は、新潟中央環状線の現道利用区間である北区長戸呂地区について、本年度から整備計画や安全対策を検討する方針を明らかにした。17日の新潟市議会6月定例会一般質問で、中央環状線でありながら幅員が狭い同地区の危険性を指摘した平松洋一議員(翔政会)に対し、鈴木浩信土木部長が答弁した。

 北区長戸呂交差点からJA新潟市の豊栄カントリーエレベーターまでの800m区間については、片側2・75mと道路幅員が狭いものの、幹線道路として交通量が多く、時期によって農耕車が路肩に停車し交通事故の危険性が高い。平松議員は「地域からは、危険な状況からの回避と安全に農作業ができる環境の整備が叫ばれており、いち早く改良を行うべき」と指摘。

 同区間の改良について鈴木土木部長は「整備を推進している北区浦木工区の供用や東港周辺の土地利用の進展で交通量の変化が想定されることから、本年度より地域と意見交換しながら当該区間の整備計画や当面の安全対策の検討を始める」と応えている。

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