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茨城県かすみがうら市

9月補正案/ネイチャーセンターを改修/高齢者センター解体

2020/09/02 日本工業経済新聞(茨城版)

 かすみがうら市は1日、第3回定例市議会に補正予算案を提出した。主なものでは、雪入ふれあいの里公園ネイチャーセンター改修に3400万円、旧霞ヶ浦高齢者センター解体に1815万円、防災行政無線再送信子局の移設に1296万6000円を計上している。


 雪入ふれあいの里公園(雪入452―1)のネイチャーセンターは、W造平屋、629・25㎡。展示室やハイビジョンシアター、展望ロビーを備える。老朽化対策としてトイレの洋式化や外壁塗装などを計画。年度内の工事完了を目指して進めていく。

 旧霞ヶ浦高齢者センター(深谷3384―1)は、老朽化が進んでいることや、シルバー人材センターの事務所機能をウェルネスプラザに移転したことなどから、建物を解体する。施設はW造平屋、187・17㎡。解体設計は㈱根本英建築設計事務所(土浦市)。

 防災行政無線再送信子局の移設は、電波障害が発生することがある水道事務所(西成井1941―1)から西成井1246―1の民地へと移設し、屋外拡声子局を取り替える。

 第1常陸野公園の管理棟は老朽化のため解体し、更地にする。施設はRC造2階建て、延べ約700㎡。年内には設計の業者選定を行う見通し。

 補正案では一般会計に2億5258万9000円を追加し、総額を247億6759万円とする。

 第3回定例会の会期は24日まで。


 補正予算案の主な内容は次のとおり。

 【総務費】

 ◆電算ネットワークシステム整備事業・テレワーク環境構築業務委託=2638万8000円

 ◆住民基本台帳事業・システム改修委託=352万円

 【民生費】

 ◆旧高齢者センター管理運営事業・旧霞ヶ浦高齢者センター解体工事=1815万円

 【農林水産業費】

 ◆林業振興事業・森林経営管理準備業務委託=216万1000円

 【商工費】

 ◆雪入ふれあいの里公園等管理運営事業(政策)

 ◇工事監理業務委託=50万円

 ◇ネイチャーセンター改修設計委託=50万円

 ◇ネイチャーセンター改修工事=3300万円

 【消防費】

 ◆常備消防事業・トイレ洗面所自動水栓化工事=55万2000円

 ◆防災無線整備事業(政策)・防災行政無線再送信子局移設および屋外拡声子局取替工事=1296万6000円

 【教育費】

 ◆第1常陸野公園管理運営事業

 ◇管理棟解体工事設計委託=143万円

 ◇管理棟アスベスト含有調査委託=57万7000円

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