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中越運送が物流拠点新設に県と協定締結

2020/10/01 新潟建設新聞

 中越運送(中山元四郎代表取締役社長、新潟市中央区)が上越市内の県営南部産業団地に建設を計画する普通倉庫および危険物低温倉庫は、来年度の着工、早ければ6月に普通倉庫、年末の危険物倉庫の完成を予定する。設計・施工者について「検討中」としているが、年内にも選定を進めたい考えだ。

 C区画1万3223・15㎡を取得し、S造2階建て、延べ床面積約6600㎡(1000坪×2階)の普通倉庫とS造平屋建て、約990㎡(300坪)の危険物低温倉庫建設を計画。

 上越地区内に営業倉庫の増床を含めた物流拠点新設を求める声が多く、加えて新たに危険物低温倉庫建設の要請を受けたことから上越地区での第二の物流施設を開設するもの。同社での危険物倉庫の設置は今週竣工予定の東港ロジスティクスセンター内に続き2カ所目となる。総事業費には土地購入費約2億円を含め約16億円を見込み、8人の新規雇用を予定する。

 9月29日には、県との進出協定および売買契約の調印式が執り行われ、中山社長は「新施設の新しい機能を生かし、お客様とともにロジスティクス事業を展開していきたい。活動を通じて、新潟県、上越地区の経済に貢献できれば幸い」とし、県企業局の桑原勝史局長は「新型コロナウイルスで厳しい状況が続く中で、進出いただくことに御礼申し上げる。県としても上越市とできるかぎり支援したい」と語った。

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