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松本市建設業協会

松本市建設業協会が土木関係課と意見交換

2020/10/09 長野建設新聞

松本市建設業協会(伊藤浩一会長)は6日、松本市土木関係課との意見交換会を松本市建設業会館で開き、公共事業予算確保など8つのテーマで意見を交わした。

協会側は土木委員会(川瀬雄一委員長)から9人と伊藤会長や藤澤正佳副会長をはじめ関係理事9人の計18人が出席。松本市からは建設部の赤間善浩建設課長を含む関係5課の課長ら、さらに農林部や上下水道局も含め、市側からは土木関係課長や幹部17人が出席した。

本年度から新たな土木委員長に就任した川瀬委員長はあいさつで、協会を取り巻く環境や課題について状況を説明した後、「土木関係課の発注者の方とわれわれ受注者がお互いに問題点を確認し理解しあいながら、今後の松本のまちづくりに向けてまい進して参りたい」と決意を新たにした。

松本市側を代表して建設課の赤間課長は「市としても建設業の皆様が仕事をしやすい環境を整え、良い時期に良い仕事をして良いものをつくっていただき、それが市民の皆様に喜んでいただければと思っている」との考えを示した。続けて「協会側から出されたご意見ご質問について回答させていただくが、その中でも特に工事の平準化と人員確保が課題と認識している」と述べ、有意義な意見交換になるよう期待した。

意見交換会は非公開で実施。テーマは①安定的に継続した公共事業予算の確保②工事発注③計画的な発注④工期延長および設計変更⑤工事関係資料⑥工事成績評定⑦上下水道局発注の工事⑧その他-の8つの幅広いテーマについて意見を交わした。


【あいさつする川瀬委員長】

あいさつする川瀬委員長

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