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千葉県東金市外三市町清掃組合

新ごみ施設のプロポ公告/東金市外三市町清掃組合/基本設計、アセス等2件/21日まで参加受付

2020/10/13 日刊建設タイムズ

 東金市外三市町清掃組合(東金市三ヶ尻340、管理者・鹿間陸郎東金市長)は12日、「新ごみ処理施設建設に係る環境影響評価及び都市計画決定支援業務委託」と「新ごみ処理施設における基本設計策定業務及び事業方式検討(PFI等導入可能性調査)業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加申込書の提出を21日まで受け付け、技術提案書の提出を11月11日に締め切る。さらに、16日と17日に評価委員会によるヒアリングを実施し、受託候補者を選定。審査結果は同月下旬に通知する。

 環境影響評価・都市計画決定支援業務は、業務期間が2024年3月29日まで、委託費の上限が2億6101万9000円(消費税込み)。基本設計・事業方式検討業務は、業務期間が22年3月25日まで、委託費の上限が3169万1000円(消費税込み)。参加資格は、同組合の入札参加資格者名簿に登録され、建設コンサル登録規定の廃棄物部門または建設環境部門の事業登録を行っている者など。

 環境影響評価・都市計画決定支援業務の参加資格は、10年度以降に国または地方公共団体発注の一般廃棄物焼却施設(施設規模100t/日以上、発電設備を有するもの)に係る環境影響評価の方法書手続きから評価書手続きまでの一連の業務実績(完了実績)を元請けとして有すること、など。

 基本設計・事業方式検討業務の参加資格は、10年度以降に国または地方公共団体発注の一般廃棄物焼却施設(施設規模100t/日以上、発電設備を有するもの)建設に係る基本設計策定業務および同施設における事業方式検討(PFI等導入可能性調査)業務の業務実績(完了実績)を元請けとして有すること、など。

 基本設計・事業方式検討業務は、施設建設に係る土木基本設計・建築基本設計等の基本設計策定業務と最適な事業方式の選定に係るPFI等導入可能性調査を実施。基本設計の主な業務内容は▽土木基本設計▽建築基本設計▽機械設備基本設計▽基本処理フローの作成▽施設配置・動線計画▽工事提案条件書の作成▽工事提案図書の審査▽事業スケジュールの検討――など。

 事業方式検討(PFI等可能性調査)業務は▽前提条件の整理▽事業スキームの検討▽市場調査の実施▽VFMの検討▽PFI方式導入の適正評価――などを実施する。

 環境影響評価・都市計画決定支援業務は、既存計画等を踏まえ、環境影響評価および都市計画決定支援を行う。主な業務内容は、環境影響評価が▽事業計画概要書の作成▽環境影響評価方法書の作成▽方法書に係る手続き▽現況調査▽予測および評価、環境影響評価準備書の作成▽準備書に係る手続き▽評価書に係る手続き――など。都市計画決定支援業務は、申請図書作成支援と住民説明会等の開催支援。

 同事業は、老朽化した環境クリーンセンターを移転改築し、新ごみ処理施設を整備するもの。建設予定地は東金市上武射田地先。敷地面積は約3万2000㎡。用途地域は白地地域(非線引き都市計画区域)。土地利用状況は農地および山林。

 事業は、日量125t規模のエネルギー回収型廃棄物処理施設と同18tのマテリアルリサイクル推進施設を整備する。廃棄物処理施設の処理方式はストーカ式を予定。

 同事業では、14年度に基本構想、昨年度に基本計画を策定。基本計画の策定業務は八千代エンジニヤリング(千葉事務所・千葉市中央区新田町1―1)が担当した。

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