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栃木県小山市

小山市公共建築物、29施設で劣化が顕著、来年度以降に42カ所修繕

2020/10/17 日本工業経済新聞(栃木版)

 小山市は、公共建築物29施設52カ所の劣化状況調査結果をまとめた。年度内に間々田市民交流センターをはじめ9施設10カ所を修繕し、残る21施設(中央図書館が複数年)42カ所は来年度以降に改修事業費を予算化要求する。52カ所の内訳は雨漏り23カ所、設備機器不具合9カ所、その他20カ所。

 年度内の修繕は間々田市民交流センター1階エントランス廊下空調機、羽川小学童保育室防鼠網と西側壁破損、出井保育所給水管、小山駅東口公衆トイレ洗浄機能付き温水便座、大谷分署東面外灯、間々田分署北東側雨樋、中公民館物置屋根、中央図書館雨漏り、飯塚分室天井劣化。

 7月の選挙で初当選を果たした浅野正富市長は「市民が求める政策の実現」を公約の一つに掲げた。基本的な行政ニーズに応えることを怠ってきた前市政への反動が勝因と分析。改めて各施設の所管課が劣化状況を調査。身近な公共建築物修繕費の予算化要求の資料にする。

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