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群馬県中部農業事務所農村整備課

中部農業が大正用水3期で設計

2020/10/20 群馬建設新聞

県中部農業事務所農村整備課は、大正用水3期地区で設計業務の委託を計画している。同地区で取り組む水路橋補修に関連する部分がメインとなっており、11月中に指名通知するながれ。3期地区は14日に初弾工2件が指名通知され、29日に開札する。

設計の対象となる水路橋は、前橋市上細井町で観音川を渡る新田西側水路橋。橋長15mのRC箱桁水路橋となっており、橋梁補強および取り付け部22mの補修が計画されている。

委託する業務で、同橋周辺の測量や用地調査、地質調査、補強に向けた実施設計をまとめる。着工は2021年度以降を予定している。

同地区の事業期間は24年度までを設定。開水路の改修をメインとする。

初弾工として伊勢崎市磯町と前橋市上大屋町の2カ所で2件を指名通知した。いずれも黒岩測量設計事務所(前橋市)が設計を担当した開水路部分の改修を行う。

事業全体としては開水路や水路橋のほかに、沈砂池、余水吐2カ所、鋼製スライドゲート排砂門3カ所の補修が計画されている。工事は全て指名競争入札で発注する見通し。

総事業費を4億6000万円としており、初年度となる20年度は1億円を確保した。

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