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栃木県下野市

下野市、道の駅 店内改装、駐車場拡張、来月に3件公告

2020/10/23 日本工業経済新聞(栃木版)

 下野市は、道の駅しもつけ修繕拡張事業(薬師寺3720-1)に着手する。新4号国道沿線へのオープン以来、10年目が経過。老朽化した施設をリニューアルし、魅力発信拠点に一層の磨きを掛ける。工事は3件に分割し、11月には一般競争入札を公告する。今年度の工事費予算は6550万円。引き続き来年度も工事を発注する。

 整備内容は店内レイアウト変更工事、物産館搬入口雨対策工事、屋外ステージ修繕工事、防犯カメラ増設工事、冷蔵冷凍庫更新工事、駐車場拡張工事を実施する。予算配分は店内改修工事3850万円、駐車場拡張工事2700万円、土地購入費2165万円。

 駐車場拡張用地は、敷地東側の農地4330平方mを取得する。既存の駐車場は普通車293台、大型車40台、身体障害者3台の計336台を収容。平日の昼間でも乗用車やトラックで満車状態。駐車場の空きスペースを待ち、駐車場内を巡回する姿が目立つ。

 店内改修実施設計はAIS総合設計(宇都宮市)、駐車場拡張実施設計は三条工測下野支店が担当。物産館は北側搬入口に雨が吹き込むため、庇を設置。防犯カメラは店内各所に6基を増設。屋外ステージは傷んだ床を補修。駐車場は普通車130台を収容する。

 道の駅と駐車場拡張用地とは高低差があり、駐車場拡張用地は低地。今年度内に盛土造成と下層路盤工を施工し、砂利敷のまま養生期間を設ける。来年度に上層路盤工を施工し、アスファルト舗装をかける。市内観光の周遊を促すハブスポットの役割強化を図る。

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