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除雪の安全誓う/南魚沼地域5団体が合同で除雪出動式開催

2020/10/24 新潟建設新聞

 南魚沼市で20日、「2020年度南魚沼地域合同除雪出動式」が行われた。昨年の初回に引き続き南魚沼市、湯沢町、国、県、東日本高速道路の5団体が一堂に会し、世界最強の除雪体制の安全を誓った。

 式には発注者、除雪業者19社のほか地元の北辰小学校4年生、湯沢認定こども園園児らも出席。4年生児童が「除雪をしてくれてありがとう。僕たちも感謝しながら歩きます」「雪の中の作業は危険もあるので気を付けてください」と元気に声を掛けながら、手作りキーを除雪業者代表に手渡した。

 訓示では林茂男南魚沼市長が「日夜除雪に携わる皆さんへの想いを加味し、昨年から合同の出動式となった。この地域では367台の除雪車両が走っている。私たちは世界一の除雪体制は我々であるという自覚を持っている。一丸となって安全な除雪をお願いする」と作業者を激励した。

 これに対し、町田建設が決意を表明。「各道路が地域内外の流通を支える重要路線であることを自覚し、安全作業に努める」と力強く宣言した。

 発注5団体が管轄する今冬の機械除雪の延長は、車道が673㎞、歩道が177・12㎞、女性22人を含む1307人のオペレーターが作業に当たる。


【写真=願いを込めたキーを贈呈】

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