渋川市は金島ふれあいセンター（金井１９９９）で空調更新工事を予定しており、11月中にも一般競争入札を公告する。既存の機械室に設置されているホール用の室内機２基および屋上の室外機２基を更新。工事費は10月の臨時議会で成立した補正予算に３８５２万２０００円を計上、繰越明許としている。工事は５月31日までの完了を予定している。

同センターは１９９３年に建設したＳ造２階建て、延べ床面積１３３０・５９㎡。更新する空調は３００人定員のホール用。

空冷式ヒートポンプエアコン室内機を２基、ビルマルチエアコン室外機リニューアル型２基を更新する。ホールの空調は機械室からダクトを通じて、ノズルから吹きだす仕組み。設計業務は直営で手掛けた。

ホールは音響、照明設備を備えており、講演会などで使用されているほか、客席を収納し、軽スポーツでも利用されている。

先行してホール以外の図書室や学習室などで空調更新工事を行っている。工事発注方式は一般競争入札で参加条件は管Ａ級の市内本店業者としていた。井口建設（渋川市）が３４５０万円で落札している。工事の内容は１階に17台（ロビー、事務室、図書室、第１学習室ほか）、２階に13台（創作室、講堂、第２学習室、第３学習室ほか）、３階に１台（映写室）のほか室外機８台の設置。11月30日までの工期で進めている。