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群馬県西部環境森林事務所

県西部環境森林事務所は高崎市倉渕町岩氷(尾根山)地内で谷止工を計画

2020/10/30 群馬建設新聞

県西部環境森林事務所は2021年度、高崎市倉渕町岩氷(尾根山)地内で谷止工2基の新設工事を計画している。測量調査設計は20年度に森林テクニクス(東京都港区)が手掛けた。

全体でA~G沢に谷止工18基の整備を計画する。うち、11基の工事は発注済み。21年度以降は残る7基の工事を進める。なお、A・B・D・E沢の工事は完了している。

21年度は林道上野元三沢線沿いのF沢とC沢で谷止工を1基ずつ整備する計画。F沢は上野元三沢線の南側を流れており、最下流の№1谷止工の工事を実施する。規模は堤長19m、堤高5・5、ボリューム171・4立方m。F沢は計画している谷止工6基の整備を計画。これまでに5基の工事発注が完了しており、21年度に行う№1谷止工が最後となる。

上野元三沢線の北側を流れるC沢は、最上流の№3谷止工に着手する。堤長18・5m、堤高5・5m、ボリューム166・5立方mの規模となる。№2、№1谷止工については21年度以降に実施する測量調査設計で規模を検討する。

残るG沢は、C沢の下流側に位置しており、3基の谷止工を計画。21年度以降に測量調査設計を委託し、規模を決める。

工事は、国庫補助事業の奥地保安林保全緊急対策事業で実施する。

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