記事

事業者
新潟県新潟市

本年度上半期の契約率55%

2020/10/31 新潟建設新聞

 新潟市がまとめた2020年度上半期の公共事業施行状況は、普通建設事業費956億800万円に対し、525億200万円が契約済みで、契約率は55%となる。前年同期と比べ予算額は41億9100万円、契約済み額は101億2500万円の減少。契約率は7・8ポイント下回る。

 過去5カ年の上半期の契約率はおおむね53~59%で推移しており、60%を超えた19年度が突出して高く、本年度は例年並みの水準といえる。19年度上半期には、市役所ふるまち庁舎整備における財産取得44億円や前年度から繰り越した下水道の浸水対策事業13億円、継続事業の新通小学校分離新設校建設事業20億円など、早期に大規模事業の契約があったため、契約済み額、契約率が上昇した。

 補助事業と単独事業の発注状況では、補助事業が599億8500万円の予算額に対し、346億7100万円が契約済み。前年比で予算額は39億6400万円増、契約済み額は6億6300万円低い。単独事業は予算額356億2300万円のうち、179億100万円が契約済みで、予算額は81億5500万円、契約済み額は94億6200万円の減少。契約率は補助が57・8%で5・3ポイント低い、単独では50・3%で12・3ポイント前年を下回る。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら