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群馬県みどり市

みどり市は道路改良工2件と舗装改修工2件の発注を計画

2020/11/07 群馬建設新聞

みどり市は年末までに市道4路線を対象とした舗装補修2件と道路改良2件の工事発注を計画。舗装補修は大間々町大間々地内1級19号線と1級10号線で近く一般競争入札を公告する。道路改良として実施する笠懸町鹿地内の市道笠懸3084号線のアスファルト舗装工は12月にも指名。東町神戸地内にある2級34号線の拡幅工は月内に指名する。

市道1級19号線の舗装補修は、国道122号との交差点から南へ進んだ赤城駅前交番(大間々町大間々2394-5)付近まで約320m車道部が対象となる。

同線は大間々市街地を南北にルートをとる路線。車道幅員は約9m、両側に歩道が幅員約3・5mで整備されている。

補修工法は切削オーバーレイを採用する。施工面積は2657・2㎡を予定。路面を切削し、表層5㎝、基層5㎝の厚さで舗装し直す。

同線は2018年度から3カ年で舗装補修を進めている。20年度の工事で完了となる。

市道1級10号線は373m区間で舗装補修を実施する。同線は、大間々東小学校(大間々町大間々456-1)の東側を南北に通る路線。車道幅員は約6mとなっている。

路面状態が悪いため、セメントを用いた路床路盤再生工を実施。表層5㎝、基層5㎝で舗装を行う。舗装面積は2238㎡を予定している。

笠懸3084号線は笠懸町鹿地内を南北にルートをとる路線。認定幅員は約4・5mで砂利敷きとなっている。

路面が雨水で洗掘され、民地に砂利が流入。地域住民から改良の要望が上がっていることから、アスファルトで舗装を行う。施工区間は市道3079号線の交差点から北へ約70mが対象となる。

舗装構成は表層5㎝、上層路盤10㎝、下層路盤20㎝を予定している。路床の置き換えは行わない。測量設計業務は、アコン測量設計(前橋市)が24日の納期で担当している。

東町神戸地内にある市道2級34号線は宝泉寺(東町神戸397)の西側を南北に通る路線。現況幅員は約3mで、西側に素掘り水路が流れている。

国道122号線の交差点から先の63・6m区間を対象に拡幅改良を計画。幅員を5mに広げ、西側に300㎜×300㎜の落蓋式側溝を敷設する。合わせて、舗装の打ち換えも予定。舗装構成は表層4㎝、上層路盤7㎝、下層路盤25㎝で計画している。測量設計はオウギ工設(前橋市)がまとめた。

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