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新測協が労働安全と健康管理で講習/52人参集し熱心に聴講

2020/11/10 新潟建設新聞

 新潟県測量設計業協会(山岸陽一会長)は6日、新潟市内の新潟東映ホテルで本年度の労働安全・健康管理講習会を開いた。講師には、新潟大学医歯学総合病院の冨田善彦病院長と建設業労働災害防止協会新潟県支部の関川美秋専務理事を招聘(しょうへい)。集まった52人はペンを走らせるなどし、熱心に聴講した。

 冒頭、あいさつに立った山岸会長は本日の講義を職場における感染症予防と現場の安全対策に生かすよう求め「安全で健康で働ける職場づくりに一体となって取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 講義へと移り、健康管理の部では冨田病院長が「感染症の基本と新型コロナウイルス」と題して講義を展開。感染症の予防と猛威を振るう新型コロナウイルスへの対応に関する最新情報などを提供した。

 他方、労働安全の部では関川専務理事が「建設業をめぐる安全衛生の課題~働き方改革関連法と建設業~」をテーマに講演した。関川専務理事は労働災害防止対策の現状と課題を指摘するとともに、労働安全衛生法改正の内容も周知。さらに労働基準監督署による監査指導内容の変化についても触れ、臨検監督のポイントなどを解説した。

【写真=山岸会長、講師に新大病院長と県災防の関川専務理事を招聘】

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