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長野県佐久建設事務所

岡部氏(黒澤組)の栄誉称える/建設マスター授与式

2020/11/11 長野建設新聞

 県佐久建設事務所は5日、管内から2020年度優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)に選出された黒澤組(小海町)の岡部利夫氏を事務所に招き、顕彰授与式を開催した。

 建設マスターは、特に優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献のあった建設技能者を顕彰するもの。第29回目となる本年度は全国で455人が選定され、県内からは岡部氏を含め7人が栄誉に浴した。新型コロナウイルス感染症の影響により一堂に会する式典が中止されたため、佐久建が管内の被顕彰者を対象に授与式を開いた。

 式典では中田英郎所長が顕彰状と記念品を手渡し、「これからも技術研さんにまい進し、培った技能・技術を次世代に伝授してほしい」と期待した。

 岡部氏は「子どもの頃から重機が好きで、20歳頃から土木に携わってきた。苦労も沢山あったが、物づくりは楽しく、人に感謝され褒められた時には生きがいを感じる。誇りに思える仕事。顕彰を機に気持ちを新たに、さらに社会に貢献していきたい」と抱負を述べた。

 同席した黒澤組の黒澤和彦社長は「岡部代理人は経験豊富で高い技術力があり、会社に大きく貢献していただいている。ぜひ次世代の技能者を育ててほしいと願っている」と話した。

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