県富岡土木事務所は、発注者指定型による週休２日制モデルの工事について、芹田地区で実施する吹付法枠工と県道下高尾小幡線の補修工事を対象に計画している。芹田地区が12月、下高尾小幡線は年明け１月に指名通知する。

芹田地区の吹付法枠工は、富岡市下黒岩地内で実施する。全体計画は法枠工４カ所のほか、ブロック積擁壁高１カ所を施工する。２０１９年度に着工しており、早期の事業完了を目指し工事を進める。測量設計は富岡測量設計（富岡市）が手掛けた。

４カ所で行う法枠工はＦ２００タイプで、１５００㎜×１５００㎜のモルタル吹付となる。４カ所の規模は◇Ａ工区－１＝延長91ｍ、法長０～19・９ｍ、面積８６３・８２㎡◇Ａ工区－２＝延長29ｍ、法長８・７～10・１ｍ、面積２６５・６２㎡◇Ｂ工区＝延長43・５ｍ、法長０～９ｍ、面積４９５・７７㎡◇Ｃ工区＝延長32・５ｍ、法長４・８～16・５ｍ、面積４３６・７４㎡－。

ブロック積擁壁工は高さ３～５ｍ、法長３・３５～５・５９ｍ、面積１１１・６㎡となる。

19年度はＡ工区－１（測点番号０～24）で延長24ｍ、法長７・５～17・５ｍ、面積３５４・３㎡の法枠工を岩井建設（富岡市）が施工した。20年度は19年度施工箇所と隣接する東側のＡ工区－１（測点番号24～55）で延長31ｍ、法長７・７～12・４ｍ、面積２５０㎡の法枠工を実施する。枠内は厚さ10㎝でモルタルを吹き付ける。このほか、法枠工の下部に３００㎜×３００㎜の開渠のＵ字溝を延長70ｍ整備する。

下高尾小幡線の補修工事は国道２５４号富岡バイパスから北へ向かった福島地内などで舗装補修を行うほか、排水施設や交通安全施設の補修を実施する。舗装補修は部分的に傷んでいる箇所で２７０㎡施工する。排水施設の補修は側溝蓋の設置、交通安全施設の補修についてはポール設置などを行う。