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群馬県玉村町

玉村町が2020年12月補正予算を公表

2020/12/03 群馬建設新聞



玉村町(石川眞男町長)は12月補正予算を公表した。道路補修計画推進事業2路線と道路補修事業1路線に債務負担行為(ゼロ町債)を設定。各路線で舗装補修工事を計画しており、月内にも競争入札を実施する。コロナ禍に対する経済対策として行っている住宅等リフォーム支援事業には1500万円を追加した。

ゼロ町債を設定した道路補修計画推進事業は、町道214号線と町道226号線を対象とする。限度額は2500万円と1380万円で、期間は2021年度。町道214号線は八幡原地内の路線で延長約500mの施工を計画。町道226号線は樋越地内で約400mを施工する。内容はいずれも舗装打ち換え。道路補修事業は上福島地内の町道3040号線を対象とし、約150mで舗装補修工事を行う。各工事は月内にも、指名競争入札で発注の見通し。

道路関係は道路補修事業の工事費122万5000円や町道103号線の測量委託料50万円を追加。道路補修は小規模な工事で、随意契約を予定している。

コロナ禍への緊急経済対策として行っている住宅等リフォーム補助は1500万円を追加。同事業は5月臨時議会で4000万円を確保し、10月臨時議会で補助対象の建物にマンションを加えた上で、3000万円を追加している。補助の上限は20万円となっており、今回は75件分を確保したかたちとなる。

このほか、町営住宅管理事業の補修工事費260万7000円や防犯カメラ設置工事費70万4000円を追加。また、造成に向けて準備が進む高崎玉村スマートIC北地区は発掘調査3998万5000円を計上し、同額を繰越明許に設定した。

一般会計は1億7221万5000円を追加し、総額を157億2930万3000円となった。

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