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埼玉県春日部市

春日部市の旧富多小跡地活用プロポで優先交渉権者にJPP

2020/12/04 埼玉建設新聞

 春日部市は、プロポーザル方式で優先交渉権者の選定を進めていた旧富多小学校(神間字神間沼653-1ほか)跡地開発の代表事業者に農業技術開発などを手掛けているJPP(川口市)を選定したと発表した。事業者の提案について今後協議を深め、2021年1月以降の本契約締結を目指す。

 旧富多小跡地の面積は約1・7ha。閉校した校舎(RC造2階建て、延べ床面積2422㎡)や体育館などが立地している。こうした既存施設やグラウンドを転用する形で活用を進める。土地・建物の譲渡については売却または貸し付けいずれかの方法を選択。本契約までに譲渡方法を確定させる。

 優先交渉権者が提案したプロジェクト名称は「春日部みどりのPARK」。未来的ロボティックス技術を生かした次世代農業の研究開発・販売、再生可能エネルギーを活用したBCP(事業継続計画)対策の研究開発・販売に関する事業を提案した。JPPのほかに構成員がいるかどうかは明らかにしていない。

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