記事

事業者
栃木県大田原市

大田原市、公共施設個別施設計画案、大田原中を長寿命化改修、野崎中、大田原体育館改築

2020/12/08 日本工業経済新聞(栃木版)

 大田原市は、公共施設個別施設計画案をまとめた。実施計画の期間は2021~30年度までの10年間。21年度の大田原中管理教室棟長寿命化改修に1億3100万円、24年度の那須野が原ハーモニーホール大規模修繕に1億9602万7280円、28年度の金田南中屋内運動場建て替えに1億8147万円、30年度の湯津上中武道場建て替えに1億6041万9480円、26~30年度の大田原体育館建て替えに各1億5040万2336円、24年度の野崎中屋内運動場建て替えに1億円を盛り込んだ。

 市営西原団地は24年度の6号棟と25年度の7号棟の長寿命化改修に各1億5105万9111円、29年度の9号棟と10号棟の長寿命化改修に各1億731万5559円、27年度の11号棟と12号棟の長寿命化改修に各1億207万9559円。

 市営実取団地の25年度の長寿命化改修は1号棟に1億950万7200円、2号棟に1億1023万1737円、3号棟に1億301万5737円、4号棟に1億681万8568円を配分した。

 西原小教室棟の長寿命化改修は25年度が1億円で26年度が1億1355万5450円。親園小教室特別教室棟の長寿命化改修は28年度が1億2000万円、29年度が1億2309万8550円。

 このほか、市営大豆田団地の27年度の長寿命化改修は第1種住宅(1号棟)に1億1131万4394円、第2種住宅(2号棟)に1億951万6733円、27~28年度の火葬場待合室の建て替えに各1億703万400円、29年度の湯津上小管理・普通特別教室の長寿命化改修に1億円を計上した。

 長寿命化及び統廃合の条件設定は①更新周期は長寿命化改修が40年、大規模修繕周期が20年②長寿命化する場合の建て替え周期については40年、60年、80年のいずれか。長寿命化しない建物は財務省例に基づく法定耐用年数を使用。

 ③建て替え期間は2年間、長寿命化改修・大規模修繕期間は1年間として費用を計上④更新周期と単価は、小規模事務庁舎(~1500平方m)、中規模事務庁舎(~9000平方m)、大規模事務庁舎(9000平方m以上)、学校校舎、学校体育館及び住宅の6分類で設定。

 ⑤計画的な改修を見込まない建物は事後保全とし、試算40年間で一度建て替えが発生すると仮定。「計画的な改修を見込まない建物の利用面積合計×分類単価÷40(年)」を毎年度計上。

 ⑥譲渡の方向性の建物は更新費用を見込まない。取り壊しを伴う廃止の方向性の建物は「予定した廃止時期」または「対応時期(Ⅰ~Ⅲ期)の最終年度」で取り壊すとして解体費用を計上。

 更新費用の試算は21~60年度までの40年間を見込む。施設方向性の対応時期は再配置計画基本方針での30年間を10年一区切りとし、Ⅰ期(17~26年度)、Ⅱ期(27~36年度)、Ⅲ期(37年度以降)に分ける。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら