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国・ネクスコ・県・長岡市が除雪の相互支援で現地訓練

2020/12/09 新潟建設新聞

 北陸地方整備局長岡国道事務所は4日、ネクスコ東日本、県、長岡市との協定に基づく除雪支援の合同現地訓練を行った。高速道路IC付近の除雪作業を4団体で協力して進め、迅速な交通確保を図る狙いで実施したもの。

 今回で5回目を数える訓練は、例年の中之島見附ICとは場所を変え、初の長岡ICでの実施となった。

 関越自動車道長岡ICの料金所前に集合した各道路管理者は、最初に訓練の手順を確認。支援要請の電話連絡を受け、国の除雪トラックが長岡ICへ進入。料金所を通過し、ネクスコの先導車に付いて高速道路を走行する様子を見守った。

 訓練はその後、県の除雪ドーザが県道86号線から長岡ICランプ部に進入し、料金所手前でUターン後新産方面へ走行するパターンなど4ルートでの走行を実施。高速道路本線やICランプ部、IC付近の国道および市道除雪の支援を想定した動きを確認した。

 長岡国道事務所の木村一幸副所長は「その年によって担当する人間も変わるので、相互での連携を確認したい」と訓練の意義を語った。

 長岡ICでの訓練についてネクスコ東日本長岡管理事務所の中村康裕氏は、過去4回の中之島見附ICでの訓練ではある程度の結果が得られたとし「それぞれのICによって国道や県道などの取り付け道路が違うので、今回は長岡ICで実施することとした」と語った。

【写真=料金所通過を確認】

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