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埼玉県

県土整備部が芝川第一調節池排水樋管工事を21年度に

2020/12/09 埼玉建設新聞

 芝川第一調節池の整備を進める県土整備部は、右岸側に排水機場や自然排水樋管、越流堤の整備を計画している。排水樋管については2021年度に工事発注する予定。国に交付金にもよるが、いずれも複数年での施工を予定しており、設計の中で具体的な工期を固めていく。

 排水機場の仕様はポンプ総排水量1・1立方m/秒、ポンプ設置台数2台、ポンプ単機容量0・55立方m/秒で計画している。今後、基礎工、機場、道水路、吐出樋門、護岸・取付擁壁、機場上屋、外構、内外装、ポンプ機電設備などを精査する。設計をセントラルコンサルタント北関東営業所が担当する。

 自然排水樋管は本体工をはじめ、ゲート工・操作室、除塵設備、高水護岸・低水護岸などを行う計画。設計は建設技術研究所関東事務所が手掛ける。

 越流堤整備では、越流堤のほか、減勢池、減勢工、取付護岸などを実施。また、越流堤の規模に応じて橋梁(有効幅員6m)を架設する見通し。荷重要件はA活荷重となっている。

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