県新三郷浄水場は、導水管路の綾瀬川トンネルを対象にした「立坑改造その2工事」の発注準備に入る。2021年夏ごろの工事完了を目安に、入札公告時期や工期を調整する。
工事場所は八潮市西袋地内。20年度発注の「その1工事」で製作するボックスカルバート(幅1・5m、高さ1・8m、長さ7・2m)を既存立坑上部に据え付ける工事などを行う予定だ。
綾瀬川トンネルを点検するための出入り口などが現在整備中の都市計画道路「草加三郷線」や土地区画整理事業の施行範囲と重なっていることから、新たな点検拠点となるボックスカルバートを構築することにした。既存立坑の規模は幅7・4m、奥行き7・4m、深さ33m。
ボックス製作を行うその1工事の中で据え付け箇所の掘削を併せて行い、その2工事に備える。設計はシーエスエンジニアズ(さいたま市、電話048-866-1721)が担当している。