越谷市は、新本庁舎建設に伴う電算システム配線改修工事を八洲電業社・昭電エンジニアリングＪＶに随意契約で近く発注する。同ＪＶは新庁舎の電気設備工事を担当している。当初は一般競争入札の実施を想定していたが、事業に精通した施工者に関連工事を一括する方針に転換した。

　概算工事費は７７００万円。庁内各部署の電算システム移転に合わせ配線の配置換えを行う。

　当初計画上は新庁舎関連工事として今回の電算改修のほか、既存第２・第３庁舎の改修工事３件（建築・電気・機械）と、仮設通路設置工事１件などの入札公告が予定されていた。仮設通路は既に随契方式に切り替え、新庁舎建築工事を担当する清水建設ＪＶに発注済み。第２・第３庁舎改修３件については計画どおり一般競争入札案件として月内に公告する。新庁舎の供用は21年度から。