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新潟県妙高市

2グループから選定へ/ガス・水道事業民営化で

2020/12/12 新潟建設新聞

 妙高市が公募型プロポーザルで進めているガス事業者および上下水道事業包括的民間委託の事業者選定には2グループが参加表明を行い、年明けの1月15日までに事業提案を提出する。1~2月に事業者選定委員会を開催し、3月の市議会全員協議会で選定結果を公表する。

 2022年度からのガス事業民営化と上下水道事業の包括的な民間委託を予定していることから、9月に民間サウンディング調査(対話型市場調査)を実施し、民間事業者13社(うちガス事業者5社)から募集条件などをヒアリングした。10月に公募を開始したプロポーザルにはガス事業者と水処理メーカーなどで構成する民間事業者2グループから参加表明があった。

 妙高市のガス事業は新井供給区域(ガバナー20カ所・ガス管約160㎞)と妙高高原供給域(ガバナー6カ所・ガス管約80㎞)の2カ所から都市ガスを供給している。14年度からは中電産業(妙高市)に供給所の運転監視や保守点検などの維持管理業務を水道事業と一括で業務委託している。また開閉栓業務、検針業務、消費機器、漏洩調査などは地元企業を中心に個別に委託を行っている。

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