長岡鉄工業青年研究会(五十嵐敏会長)は10日、長岡市の児童養護施設双葉寮(寿2)を訪れ、恒例のクリスマスプレゼントを贈呈。喜ぶ子どもたちに囲まれ、和やかなひと時を過ごした。
31社が所属する研究会は、1972年に創立。社会貢献活動の一環として、協賛企業から回収した屑鉄を資金に、毎年この時期に双葉寮に生活用品や遊具などを贈っている。
37回目のことしは、学習机、絵本セット、ブロック、パズルゲーム、ままごとのおうちセットが講堂に並べられ、研究会の代表5人を子どもたちが歓迎した。
林直寮長に目録を手渡した五十嵐会長は「コロナ拡大の中で贈呈式を開いていただき、ありがたい。大切に使っていただき、たくさんの思い出を作ってほしい。来年も皆さんの笑顔が見られるようにしたい」とあいさつ。
林寮長は「随分前からの御支援、ありがとうございます。お気持ちを大事にします」と謝辞を述べた。
ことしの慈善活動のために研究会が回収した屑鉄は、例年並みの約2万㎏。「昨年よりも単価が良かった」と振り返る五十嵐会長は「コロナの影響で4月~6月までは活動休止だった。7月に活動をスタートし時間が足りなかったが、この贈呈はどうしてもやりたかった」と強い想いを語り「これからも絶対に続けたい」と結んだ。
【写真=五十嵐会長(右)が目録を贈呈した】