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(福)いじみの福祉会

地域住民の立場で 陽だまり苑feriaが起工

2020/12/16 新潟建設新聞

 社会福祉法人いじみの福祉会(馬場成男理事長・新発田市岡田1746番1)が富塚町内で整備する「陽だまり苑feria建築工事」の地鎮祭が12日、現地で執り行われた。法人、設計者、施工関係者のほか、市および地元自治会関係者など約30人が参加し、工事の安全を祈願した。

 地鎮之儀では、石渡建築設計事務所の石渡光輔社長が鎌入れ、同法人の馬場成男理事長が鍬入れ、加賀田組の市村稿代表取締役社長が鋤入れを執り行った。

 式典終了後、馬場理事長は、関係各位に感謝の意を伝えた上で「法人というより地域住民という立場になって、コミュニティをつくり、この施設では何かまた新しいサービスを提供していきたい」と述べるとともに「これから設計者、施工者さんが力を合わせ高い技術力で工程をクリアしていただきたい」と完成への期待を寄せた。

 また、現場代理人を務める加賀田組の渡邉雄太所長は「何かご提案できるところはさせていただき、あとはいつもどおり無事故に努めて工事を進めてまいりたい」と意気込みを語った。 

 同施設は、新発田市富塚町2-938-1地内敷地8595㎡で地域密着型特別養護老人ホーム(定員29人)とショートステイ(同29人)ならびにサービス付き高齢者住宅(同23人)、デイサービス(同20人)を併設した複合型の福祉施設を新築するもの。

 規模はS造3階建て、延べ床面積6562・97㎡、建築面積2411・50㎡。

【2022年4月完成予定の陽だまり苑feria、鍬入れを行う馬場理事長】

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