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群馬県富岡市

富岡市は宮崎浄水場の耐震化工事などについて22年度着手を目指す

2020/12/19 群馬建設新聞


富岡市は宮崎浄水場(宮崎241)の浄水施設を対象とした耐震補強や受電設備、機械設備の改修・更新について、2022年度の工事着手を目指していることを明らかにした。浄水方法は高度浄水処理を見据え粉末活性炭処理とする考え。21年度は利根設計事務所(前橋市)が21年3月19日の履行期限で進めている改修計画調査設計業務の成果品について、内部で精査・検討を行う。

業務では浄水施設の耐震補強工法や詳細な改修費用の算出、水処理を継続しながら工事を進めていくための手順、どの施設から工事を行うかなどを詳細を検討している。工事対象施設などは明らかにしていない。

1971~72年の2カ年で建設した宮崎浄水場。浄水方法は凝集沈殿+急速ろ過方式を採用している。1日当たりの最大処理能力は1系が1万8000立方m、2系は1万9972立方m。合計で約3万8000立方mの処理ができる。

高度浄水処理を見据えた施設整備を計画するため、浄水方法は粉末活性炭処理に変更する考え。

1万6915㎡の敷地には◇浦町配水池=RC造、有効容量6000立方m◇西部配水池=PC造、有効容量5000立方m◇2系浄水池=RC造、容量1000立方m◇排水池(2池)=RC造、1池当たり容量403立方m-などが整備されている。

同浄水場は市の基幹浄水場に位置付けられている。

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