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千葉県四街道市

環境技研に業務委託/四街道市の廃棄物処理計画/中間見直しを実施

2020/12/22 日刊建設タイムズ

 四街道市環境経済部廃棄物対策課は「四街道市一般廃棄物処理基本計画(中間見直し)策定業務」を環境技研コンサルタント(千葉市中央区都町3―14―4)に委託することを決めた。16日に開札した一般競争入札に環境技研コンサルタントと環境管理センターの2者が参加し、同社が予定価格532万円(消費税抜き)に対し338万円(同)で落札した。履行期間は2021年9月30日まで。

 「四街道市一般廃棄物処理基本計画」(16~25年度)が計画策定から5年を経過したことから、中間見直しを実施する。見直しでは、目標年度における数値目標の修正、目標を達成するための具体的な取り組みの追加などを行う。また、次期ごみ処理施設規模の設定に資するため、2月に改訂した四街道市人口ビジョンに基づき、ごみ排出量・処理量の推計を併せて実施する。

 同業務では、現行の基本計画をもとに、各項目について内容を加筆修正する。

 計画の具体的施策の追加・充実にあたっては、SDGs、海洋プラスチックごみ対策、第四次循環型社会形成推進基本計画など、国等の新たな施策を記載。四街道市の現状については、高齢者人口・推計、家族人数別の世帯数の推移、外国人人口、転入者数、従業者数別の事業所数などを追加。他市町村との比較の項目では、ごみ有料化実施の有無別のごみ排出量などの具体的な比較・データを追加。ごみの減量施策と課題においては、最新データに更新するとともに、食品ロスに関する項目を追加する。

 また、ごみ排出量・処理について、人口ピーク、トレンド予測、ごみ有料化効果等修正予測値で修正。数値目標について、修正予測値で修正し、取り組みとそのスケジュールを追加・充実する。

 ごみ処理の適正処理に関する基本的事項では、災害時の廃棄物処理体制、新型コロナウイルス等感染症発生時の体制、不法投棄や不適正排出の防止措置などを記載する。

 このほか、生活排水処理のフロー、整備状況、し尿処理経費状況、ごみ処理施策の取り組み状況などについて最新データに更新する。

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