所沢市は松井公民館エレベーターの改修工事について、再発注を計画している。年度内契約を目指し入札手続きを進めたい考えだ。12月補正予算で工事費２５０４万７０００円を繰越明許に設定しており、21年度にわたり整備を行う。過去３回にわたり一般競争入札の公告を行ったが参加企業がおらず、いずれも不調に終わっている。

　１９８７年に建設された松井公民館（上安松１２８６－１）では、館内唯一のエレベータ－も老朽化を迎えている。年式が古く、維持管理に関わる部品調達も困難になることから設備改修を行う。

　設備は現在の油圧式からロープ式へと変更する。定員11名、積載重量７５０kg、速度45ｍ／ｍｉｎを予定。かご内寸法は間口１４００mm 奥行１３５０mm、出入口寸法が間口９００mm 高さ２１００mmで計画している。停止箇所は１～２階と屋上部の３箇所となる。また、一部内装改修工事も行う。