トイレ改修に重点
さいたま市は1月29日、一般会計など2月補正予算案を明らかにした。学校施設リフレッシュ基本計画に基づくトイレ改修に重点投資する。工事費として小学校18校に17億8358万9000円、中学校8校で8億7082万5000円を新たに計上した。いずれの学校も6月~22年3月までを事業期間に設定し、バランスの取れた発注・施工時期を具体化する見通しだ。
国の学校施設環境改善交付金を活用することで工事費を工面。前倒し発注にこぎ着けた。学校施設は地域の一時避難所にもなることから、国土強靱化政策の一環にも位置付けて工事発注を推進する。
新たにトイレ改修を行う中学校は原山中(RC造5階建て、改修面積337・5㎡)など計8校。小学校では高砂小など計18校から案件を抽出する予定。