記事

事業者
その他記事(公共)

安中市土地開発公社は21年度当予算に横野平工業団地拡張整備工事費要求

2021/02/05 群馬建設新聞


安中市土地開発公社は、これから編成に着手する2021年度当初予算に中野谷地内の横野平工業団地拡張整備工事費を要求する。設計は冨永調査事務所(高崎市)が年度末の履行期限で進めている。

造成地は信越化学工業横野平工場(中野谷402-1)の北側に位置、北、西、南と弧を描く市道東16号線の内側で東西に長い形状の約3・2ha区域。

南側を通る東16号線は信越化学工業の敷地と隣接した高い位置を通っている。造成工事は道路法面を掘削、くぼ地となっている造成地に盛り土し、同社が土地を一体的に使用できるよう、平坦な土地を創出する。切り土量や盛り土量は設計で検討中。

造成工事のほか、調整池整備や東16号線の拡幅、付け替え道路整備、排水管の敷設を計画する。

調整池は拡張区域内に新設か、横野平工業団地内のボルテックスセイグン横野平物流センター(中野谷52-3)の東側にある調整池の容量を拡大させて対応する方針。同調整地は、流量調整後に暗渠で猫沢川へ放流している。

東16号線の拡幅工事は北側の部分で実施する。現況幅員が約4mで大型トラックの通行が困難な状況のため、6m以上に拡幅する。

このほか、土地の一体的な使用により南側の路線の一部を廃止し、造成地東側を南北に結ぶ路線へ付け替える。幅員は6m以上を確保する。延長は設計で検討中。

また、造成地内に湧水箇所があるため、排水管の敷設についても計画している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら