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群馬県館林市

館林市は2021年度の当初予算案明らかに

2021/02/09 群馬建設新聞




館林市(須藤和臣市長)は8日、2021年度当初予算案を明らかにした。文化会館施設整備事業で、文化会館会議棟の空調設備等改修工事費に1億4806万円を計上した。このほか、館林IC周辺や渡良瀬北部などでの産業団地造成事業の本格化に向けた関連事業費2594万1000円を盛り込み、土壌調査などの業務を見込んでいる。

会見で須藤市長は「第6次総合計画の初年度となり、計画の実行に向けた第一歩として重要な年となる」と述べ、実施計画を着実に推進することを強調した。

一般会計は前年度比0・8%増となる293億2000万円。普通建設事業費は同29・1%減の29億2704万2000円となった。普通建設事業費の減少は20年度に緊急防災減災事業債を活用した事業を前倒ししたことなどによるもので、新型コロナウイルス感染症の影響はないとした。

文化会館(城町3-1)の会議棟空調設備等改修工事は、施設施工時に取り付けた空調設備の更新を計画。設計業務は勝山工務所(前橋市)が手掛けた。建物は1974年に建設、RC造2階建て、延べ床面積2502㎡。

幹線排水路整備事業は7365万5000円を確保。準用河川宮田川および宮田2号幹線排水路を対象に工事を進める。

中央通り線道路改良事業は8億3042万1000円を計上。区画整理事業は西部第二土地区画整理事業3億5582万4000円、西部第一南土地区画整理事業1億2846万3000円、西部第一中土地区画整理事業7269万円を確保している。

公園管理事業はつつじが岡公園再整備基本計画策定業務を含め事業費8948万9000円を計上。公園長寿命化更新工事費には2億5246万9000円を盛り込んでいる。

下水道事業会計は27億2210万1000円を確保した。

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