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事業者埼玉県下水道公社
見出し県下水道公社が若手勉強会・ルーキー会に手応え  
掲載 2021年2月24日埼玉建設新聞  
本文

 埼玉県下水道公社が若手技術者の育成に力を入れている。部署を問わず採用後5年以内の職員らでつくる勉強会「通称・下水道ルーキー会」の活動を積極的に展開。新型コロナウイルス感染症の拡大で従来のコミュニケーションが難しくなった中、オンラインの技術発表会などを通じ、成果共有の機会を維持する。勝村直久理事長は「非常に良い経験になっている」と述べ、若手主体の取り組みの手応えを強調する。
 ルーキー会の活動は若手職員育成プログラムの一環。採用から5年目までの職員が所属部署の垣根を超えてグループを結成し、テーマを決めた勉強会を随時開いている。その成果を共有するオンライン発表会がこのほど行われた。成果を披露したのは機械系2班、電気系2班、化学系1班の計5班。
 1番手となった柳谷学主任(荒川右岸支社運転管理担当)は「塗装」をテーマに掲げ、塗装の種類と使用箇所、流体の種類による配管の色分けなどを整理・考察してみせた。発表終了後、岡安裕之理事兼技師長は「色分けについてはぜひ覚えておきたい」と講評した。
 研究には独自のセンスも反映される。平松孝規技師(荒川左岸北部支社水質調査センタ-)は水質汚濁を計る環境基準の一つ、BOD(生物化学的酸素要求量)について、イギリスのテムズ川との関係に触れながら解説。このほか配管(発表者=滝口和樹荒川右岸支社運転管理担当技師)や、低圧電気設備(同=金子高浩荒川右岸支社運転管理担当技師)、シーケンス番号(同=右田哲朗荒川左岸南部支社運転管理担当 技師)にそれぞれ着目した成果が説明された。
 岡安理事は「鋳鉄管やステンレス鋼管に関する情報は、それらの配管を使う時に思い出し、親しみ深いものとなるだろう」「無駄なく電気を使うという意味でのVVVF装置による省エネ効果の説明が有意義だった」などと評価を語った。こうしたオンライン発表会は、県下水道局の職員も視聴していた。
 ルーキー会の活動には各自の技術力向上に加え、豊かな人間関係構築による組織力の底上げも期待されている。勝村理事長も「人的ネットワークを広げ、仕事に対する理解も深まる」と意義を語った。プログラムは今後も継続していく方針だ。

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