川口市はオートレース場5号棟の解体などを計画している。約4000席以上を有するスタンド席を取り壊し、緩やかな勾配のある観覧広場として整備する見通し。設計を2022年3月までに仕上げ、その後工事に移っていく。20年12月の小型自動車競走特別会計補正予算で設計委託費2332万5000円を確保していた。
既存施設はRC造5階建て、延べ床面積4924・13㎡で、1972年に完成した。オートピアに隣接し、北門周辺に立地している。
解体後に関しては観覧広場(2000~3000㎡)、管理事務所(S造平屋、床面積300~500㎡)、防音壁(約15m)などの整備を想定している。