八街市は、第１回定例議会に２０２１年度当初予算案を上程した。一般会計は前年度当初比２・４％減の２２０億３０００万円。普通建設事業費は同42％減の10億２４６１万４０００円。内訳は、補助事業が同46・１％減の６億３５１万８０００円、単独事業が同34・８％減の４億２１０９万６０００円。特別会計３会計合計の規模は同１・０％減の１４０億２６２６万１０００円。企業会計（水道・下水道）は同０・７％増の26億２６５８万８０００円。ごみ焼却施設基幹的設備改良事業に総額31億１８５０万円の３か年継続費を設定。

　ごみ焼却施設（用草字摩拝塚５００）は老朽化が進んでいるため、循環型社会形成推進交付金を活用し、長寿命化計画に基づき延命化を図る。年割額は21年度３億１１８５万円、22年度15億５９２５万円、23年度12億４７４０万円。

　そのほか、小学校浄化槽等整備事業７５２８万８０００円、第一調理場外壁改修工事３２０３万２０００円、中央公民館整備事業２９９０万１０００円、流末排水施設整備工事２５３０万円、中学校施設整備事業２０４８万９０００円、庁舎等照明器具更新工事実施設計業務等８７０万４０００円などを盛り込んだ。

　主な歳出は次の通り。

【総務費】

　▽庁舎等照明器具更新工事実施設計業務等＝８７０万４０００円▽カーブミラー等設置工事＝１１８万５０００円▽防犯カメラ設置工事＝58万３０００円

【民生費】

　▽総合保健福祉センター修繕＝１８６万９０００円▽保育園修繕料＝５１４万６０００円▽保育園施設整備事業＝２７５万円▽つくし園遊具撤去工事＝26万７０００円

【衛生費】

　▽家庭用小型合併処理浄化槽設置事業補助金＝２４７１万６０００円▽クリーンセンター・処分場修繕＝３８９万円▽環境調査測定業務＝６４５万円▽最終処分場開渠堆積土砂撤去工事＝50万円▽最終処分場人孔かさ上げ工事＝３８２万８０００円▽焼却炉修繕・交換等工事＝４４３７万２０００円

【農林水産業費】

　▽「輝け！ちばの園芸」次世代産地整備支援事業＝１１５２万４０００円▽弥富川地区期間水利施設ストックマネジメント事業＝９３３万５０００円▽印旛沼土地改良区事業推進＝１５９万９０００円

【土木費】

　▽道路橋りょう施設改修工事＝５６１万１０００円▽市道用地測量業務＝２７４万４０００円▽市道未登記路線用地測量業務＝１９６万円▽大池配水区整備事業費負担金＝１４６３万円▽市道等周辺森林整備業務＝１５５４万９０００円▽道路測量調査業務＝３１０万円▽道路改良工事＝２億２０４０万円▽道路維持修繕工事＝３９００万円▽道路排水整備工事＝２０１５万円▽流末排水施設整備工事＝２５３０万円▽流末排水施設用地購入＝２６６７万５０００円▽都市計画基礎調査業務＝４７８万５０００円▽都市計画道路３・４・３号八街神門線整備事業＝３５０万円▽公園施設整備工事＝３４７万６０００円▽市営住宅改修工事実施設計＝５９４万円

【消防費】

　▽避難場所案内表示板設置工事＝１００万円▽耐震性貯水槽設置工事＝７７９万９０００円▽消防自動車購入＝２０９３万２０００円

【教育費】

　▽交進小学校浄化槽改修工事監理業務＝１２６万８０００円▽笹引小学校浄化槽改修工事設計業務＝１６９万円▽小学校施設維持管理工事＝６００万円▽小学校施設整備工事＝６４５４万８０００円▽スクールゾーン路面標示整備工事＝１７８万２０００円▽中学校施設維持管理工事＝４００万円▽中学校施設整備工事＝１６４８万９０００円▽中学校非構造部材耐震改修工事調査設計業務＝２７０万１０００円▽幼稚園屋根改修工事＝３２７万８０００円▽中央公民館中・南棟照明設備改修工事設計業務＝３１７万１０００円▽大会議室等照明設備改修工事監理業務＝１５６万２０００円▽大会議室棟照明設備改修工事＝２５１６万８０００円▽図書館照明設備改修工事設計業務＝２１７万２０００円▽高天井照明等改修工事＝２１２６万３０００円▽郷土資料館電話配線工事＝39万６０００円▽中央グラウンド土留改修工事実施設計業務＝２８０万５０００円▽スポーツプラザアリーナ改修工事設計業務＝６４２万４０００円▽軒天井改修工事＝65万２０００円▽第一調理場外壁改修工事監理業務＝１５６万２０００円▽調理場施設改修工事＝２００万円▽第一調理場外壁改修工事＝３２０３万２０００円▽第二調理場消毒保管室床改修工事＝２３２万１０００円

【継続費】

　▽ごみ焼却施設基幹的設備改良事業＝総額31億１８５０万円（年割額）21年度３億１１８５万円、22年度15億５９２５万円、23年度12億４７４０万円

【債務負担行為】

　▽北総中央用水土地改良事業建設費負担金（21～37年度）＝限度額20億３６９０万２０００円