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利根沼田地域の3組合予算が成立

2021/03/10 群馬建設新聞

利根沼田地域にある3つの一部事務組合で、2021年度当初予算が成立した。建設関連予算は、利根沼田広域市町村圏振興整備組合のぬまた聖苑で浄化槽の更新工事、利根東部衛生施設組合塵芥処理施設での定期整備工事などに予算計上している。修繕は各種施設などを対象に行われる。委託については清掃や点検など維持管理に関する経費を中心に予算付けた。

利根沼田広域市町村圏振興整備組合(理事長=横山公一沼田市長)の21年度当初予算は、20億3299万9000円(対前年度比2・6%減)となった。工事費はぬまた聖苑の浄化槽更新事業で1400万円を計上した。

ぬまた聖苑には現在、100人槽の単独浄化槽が入っているが、老朽化などにより合併浄化槽へ転換する。式場利用者の減少などもあり30人槽で対応する考え。既存の横に設置する考えから、排水の配管付け替えが必要となる。

ほかに修繕は、愛宕老人ホーム161万4000円、ぬまた聖苑の施設管理で927万6000円、常備消防401万円など。

委託に関しては愛宕老人ホームの清掃、電気設備保守点検、ボイラー保守点検など367万9000円。ぬまた聖苑は指定管理委託4400万円。常備消防は施設清掃、電話交換機保守などで303万6000円とした。

なお、工事費総額については1400万円で前年度比61・1%減となる。

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