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国土交通省千葉国道事務所

検討業務プロポ公告/千葉北西連絡道路具体化へ/千葉国道

2021/03/11 日刊建設タイムズ

 千葉国道事務所は、千葉北西連絡道路検討会において、野田市から印西市まで約36kmにわたる利根川沿いの道路計画の具体化に向けた議論を深めるため、道路の位置付けや整備効果などを明らかにする。これに伴い「千葉北西連絡道路検討業務3F7」の簡易公募型プロポーザルを4日に公告した。19日までの参加表明書提出期間、4月12日までの技術提案書提出期間などを経て、委託先を選定する。委託期間は6月上旬~2022年3月25日。

 業務においては主に、計画区間周辺の交通特性や課題を確認し、千葉北西連絡道路の整備により想定される効果を明確化する。また、委託期間内に開催される第2回以降の検討会を対象に運営支援を担う。

 プロポーザルの参加資格は、港湾空港関係を除く整備局の「土木関係建設コンサルタント業務」に係る一般競争(指名競争)参加資格のうち、定期受け付けにおいて1月15日までに申請を行い受理され、4月1日付に認定がなされる者であることなど。さらに、同種業務(道路網調査・計画かつ道路整備効果検討を行った業務)または類似業務(道路網調査・計画を行った業務)における実績を求めている。設計共同体の場合は、単体企業の要件を満たしている者により構成されていることなどが要件。

 検討会は20年10月28日に設立され、同日、第1回が行われた。今後は、検討会において議論を重ねた上で計画の基本方針を策定し、概略ルートや構造などについての検討に入る。順調に推移すれば、計画段階評価や都市計画の手続きを順次進め、新規事業採択に至る見通し。

 なお、概略設計業務などについては、パシフィックコンサルタンツが担当。

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