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群馬県富岡市

富岡市は21年度に美術博物館の企画展示室などでLED化工事を実施

2021/03/17 群馬建設新聞


富岡市は2021年度、美術博物館・福沢一郎記念美術館(黒川351-1)の企画展示室ほか5室を対象に照明LED化工事を実施する。蛍光灯456本をLEDライトバーに交換するほか、スポットライト120台、ハロゲン灯8個についてもLED化を図る。工事は足場を仮設して行う。21年度当初予算案に工事費1億948万3000円を計上した。設計は直営で行う。

蛍光灯は調光、調色が可能なライトバーに交換、スポットライトとハロゲン灯は調光が可能なタイプの製品に取り替える。ライトバーは1本当たり28W、1個当たりスポットライトが14W、ハロゲン灯は41・6Wを想定。ワット数はサンプリングを行い決定する。

既設の照明は展示作品を傷めないよう、紫外線量を抑制する美術館専用の照明を使用している。18年3月に生産が終了し、販売代理店が抱えている在庫でまかなっている状況となっていることからLEDに交換する。

工事は企画展示室(381㎡)のほか◇郷土資料展示室(338㎡)◇福沢展示室1(255㎡)◇市民ギャラリー(247㎡)◇福沢展示室3(119㎡)◇常設展示室(102㎡)-で行う。ライトバーへの交換は企画展示室180本、福沢展示室1と市民ギャラリーでそれぞれ120本ずつ、常設展示室については36本を対象に行う。スポットライトの交換は企画展示室や郷土資料展示室、福沢展示室1、市民ギャラリー、常設展示室で行う。5室合計で120台のLED化を図る。

ハロゲン灯の交換については、福沢展示室3に設置されている8個を対象に行う。

なお、郷土資料展示室のガラスケース内の照明や福沢展示室2の水銀灯は、代替品での代用が可能なため工事対象に含めるか、これから検討する。

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