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群馬県高山村

高山村が21年度当初予算を公表

2021/03/18 群馬建設新聞

高山村(後藤幸三村長)は17日、2021年度当初予算を明らかにした。観光交流館整備事業は6992万7000円を計上、うち6017万円を工事費とし、厨房機器の整備に取り組む。また、道の駅の仮駐車場整備に向けて2087万円を確保している。このほか、橋梁長寿命化事業7759万4000円や国土強靱化地域計画策定事業343万2000円などを計上した。

一般会計の総額は前年度比5億1300万円減少し、28億3700万円となった。普通建設事業費は観光交流館整備事業や保健福祉センターの防災・減災省エネ設備導入が完了したことにより、同57%減の3億5249万6000円。

観光交流館の整備事業は、厨房機器の設置工事を実施する。建築工事とは別に、工事発注を行う考え。早期完了を目指し、施設整備に取り組む。

道路事業などの残土捨て場として埋立てを行ってきた道の駅土捨て場が許容量に達することから、仮駐車場として整備する。イベント時などでの利用を想定している。

小規模農村整備事業は6464万5000円を確保した。内訳は◇原堂山地区農道・排水整備工事用地測量業務委託料1494万1000円◇五領地区水路整備工事2200万円◇原東大久保地内伐採・整地作業1759万5000円-などとなっている。

道路関連では、橋梁長寿命化事業の補修工事費7000万円を確保した。村道判形線田尻橋の補修工事に取り組む。このほか、道路改良事業の測量設計委託料330万円や、村道舗装補修工事費2000万円などを計上している。

教育施設関連で、新たに給食センター施設改修事業を掲げた。21年度は605万円で実施設計に取り組む。また、村民野球場の不陸整地工事685万2000円や小学校の放送設備更新工事572万円などが計上されている。

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