記事

事業者
国土交通省江戸川河川事務所

江戸川河川の21年度事業概要は103億円で盛り土など

2021/04/14 埼玉建設新聞

 江戸川河川事務所は2021年度に事業費103億7900万円を投じて河川の改修などを行う。県内関連では江戸川首都圏氾濫区域堤防強化対策は盛り土および用地買収を計画。さらに江戸川吉川地区河川防災ステーション整備、江戸川右岸河道掘削、中川吉川橋架替えなども推進する。

 予算額は河川改修費59億5600万円、総合水系環境整備費2400万円、河川維持修繕費26億5900万円、河川工作物応急対応費12億2200万円、堰堤維持費5億1800万円となっている。

 県内関連の主な事業は次のとおり(▽事業名(場所)=21年度施工概要--の順)。

 ▽江戸川首都圏氾濫区域堤防強化対策(幸手、春日部、吉川市、松伏町)=堤防の川表・川裏側への盛り土、川裏側の用地買収

 ▽江戸川吉川地区河川防災ステーション整備(吉川市)=民地との境界側に付帯道路を設置

 ▽江戸川右岸河道掘削(春日部市、松伏町)=河川内の土砂掘削

 ▽中川吉川橋架替え(越谷市~吉川市)=迂回路撤去、堤防整備

 ▽中川・綾瀬川堤防整備(八潮市)=低水護岸の築堤、用地取得

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら