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(社)埼玉県空調衛生設備協会

埼空衛が保守点検業務説明会開く

2021/04/23 埼玉建設新聞

 埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)は21日、さいたま市内にある埼玉県管工事会館3階の大会議室で、県営住宅給水施設等保守点検業務担当者説明会を開いた。昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し中止としたが、本年度は感染防止対策を徹底した上で開催。県住宅供給公社の公営住宅技術課と県内4支所より6人の職員を招聘し、約50人が保守点検や修繕工事における注意事項を確認した。

 冒頭、あいさつに立った飯沼会長は多数の参会に対し「誠実に業務を遂行しようとする強い意志の表れであり、当協会の誇りとするところ」とたたえ、続けて「日ごろの業務において疑問点があれば、直接確認してもらうなどして有意義な時間を過ごしてほしい。本業務の重要性を再認識していただければ幸い」と期待。業務を通じて入居者の安全と安心、快適な生活環境を提供していくことが会員企業の責務であることを強調した。

 同公社を代表し、公営住宅技術課の加藤正男課長が「皆さまのお力を借り、安全、安心な施設を供給できていると考えている。本年度もお力添えを頂きますようお願い申し上げる。本日の説明会で、何か疑問があれば遠慮なく聞いてほしい」と呼び掛けた。

 協会事務局から点検表の記入要領やインバーターポンプ・ブースターポンプの点検、休日・夜間の緊急修繕時の対応などに関する注意点が確認されたのち、業務説明へと移行。同公社の田口大祐主査が保守点検や修繕工事、関係法令などについて解説。併せて、報告書や給水施設点検表、修繕工事完了通知書などへの押印省略も周知した。

閉会にあたり、同協会業務渉外委員会の飯沼隆幹事が「皆さまの仕事が入居者の生活を守っていると言っても過言ではない。引き続き、高い志と誇りを持って業務にあたってほしい」と要請し、説明会を締めくくった。

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