新型コロナウイルス感染症拡大防止の一環として、埼玉県空調衛生設備協会(飯沼章会長)が昨年導入した高精度体温検知システム(サーマルカメラ)が4月21日開催の県営住宅給水施設等保守点検業務担当者説明会の受付時に初めて運用された。
導入したサーマルカメラは事務局入口付近に設置。一度に複数人の体温計測が可能で、個別計測の手間が省けるほか、温度校正器を併用することで、より正確な体温を計測できる。
21日開催の同説明会では受付に来た複数の参加者をサーマルカメラが捉え、各人の体温を計測。別室に設置されたパソコン画面へ体温が瞬時に検出された。
協会は、県から彩の国「新しい生活様式」の安心宣言団体に認定されるなど、感染防止策を鋭意進めており、このサーマルカメラ導入もその一環。今後も多くの人を集めての研修会や月例会開催時に利用していく。