本庄市は朝上橋など8橋梁においてひび割れ補修などの工事を計画している。工事費3500万円を充て、9月にも一般競争入札を公告する見通し。工期は2021年度末までを予定する。事業は市の橋梁長寿命化修繕計画に基づいて実施している。
朝上橋など8橋の工事内容は、ひび割れ補修として床板・主桁・橋台などへ補修材を注入する。桁の鉄筋が露出している部分には、無収縮モルタルを打ち込む工事を行う。断面修復工も計画している。路面補修では橋面防水工や舗装打ち替え工を見込む。
すべての工事において現地は通行止めにし、迂回路(うかいろ)を通す計画だ。
補修設計はアイテックコンサルタント北関東支店(さいたま市、?048-788-3305)が20年度に手掛けた。
対象9橋梁の橋長などは次のとおり。
※▽橋名=①橋長②上部工型式③架設年--の順。なお下部工は、すべて不明としている。
▽朝上橋=①14・9m②鋼床版③32年
▽向田1号橋=①14・6m②鋼単純H桁③69年
▽岩崎橋=①10・57m②RC単純T桁③不明
▽坂下橋=①8・6m②RC連続床版桁③58年
▽清水橋=①8・4m②RC単純T桁③32年
▽無名5-8号橋=①7・65m②RC単純T桁③28年
▽渕の前橋=①7m②RC床版桁③88年
▽無名6-8号橋=①4・7m②RC床版桁③64年