記事

事業者
群馬県前橋市

前橋市が宮城4号線整備をスタート

2021/05/11 群馬建設新聞

前橋市は柏倉町を通る市道00―182号線(宮城4号線)整備事業で、2021年度に橋梁架設工事を発注する。大穴川を跨ぐボックスカルバートを整備するもので、9~10月ごろに一般競争入札で公告する見通し。渇水期に着工し、繰り越しで完成を目指す。国道353号以南の170mが事業化区間で、ボックスカルバート整備後に道路改良を行う。

同路線は宮城地区の柏倉町で国道353号と県道四ツ塚原ノ郷前橋線を結ぶ路線。新市建設計画に位置付けられた路線で、合併以前から改良に取り組んでいる。

全体延長2000mのうち、県道から北に向かって約1000mが整備済み。残延長は1080mとなっている。これから国道以南の170mの整備に取り組む。当初予算には同事業費4349万円を計上した。

ボックスカルバートは延長15・4m、幅員7・3m、高さ5・5mの規模。コンクリート製で現場打ちで仕上げる。

現場周辺は国道や市道が五差路形式で交差している状況。ボックスカルバート整備によって十字路に改良する。設計はコイデ(前橋市)が作業を進めている。

22年度以降は170mの道路改良工事を実施。現道の路肩を広げ、側溝を新設、幅員8mに仕上げる。同区間を複数に分割するかは予算状況などを考慮して判断する。

残る910mは、地元との調整を進めつつ、これから用地買収や設計など着工に向けた準備に取り組む。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら