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栃木県壬生町

壬生町、国谷駅前広場3700平方mに拡張、詳細設計9月までに発注

2021/05/21 日本工業経済新聞(栃木版)

 壬生町は、国谷駅西口の駅前広場(至宝1丁目)の整備を計画している。既存の300平方mを3400平方m拡張し、3700平方mにする計画。1964年11月に都市計画決定した広場面積を見直した。今年度は詳細設計と事業認可書類作成に着手。今年度内の都市計画変更、2022年度の事業認可取得、23年度以降の用地買収を目指す。詳細設計は9月までに発注予定。当初予算では詳細設計に841万円、事業認可書類作成に174万円を計上した。

 広場にはロータリーを設置し、ロータリー内にはバス停1カ所、送迎車やタクシーの乗降スペース数台分を配置予定。駐輪場はロータリー外に約110台分確保を計画している。

 広場は手狭で、駅利用者の送迎車で渋滞が発生。広場整備に併せて県道国谷停車場線の拡幅を県と協議中。

 町は13年度に基礎調査、14年度に基本構想策定、15~16年度に県や東武鉄道と協議、17年度に土質調査、基本計画、基本設計を実施。基礎調査や基本構想策定、土質調査、基本計画、基本設計を含めた事業は一貫して協和測量設計壬生営業所(壬生町)が担当。

 国谷駅は新庁舎建設地(壬生甲)から約1・5㎞北に位置する最寄り駅。周辺には壬生総合運動公園や壬生ICがある。

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