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群馬県前橋市

前橋市が江田天線で橋梁架設

2021/06/02 群馬建設新聞

前橋市は朝倉町の都市計画道路江田天川大島線で、3期工区の橋梁架設工事に着手する。6月補正で1・5億円以上の工事費を確保し、7~8月に発注する見通し。端気川を渡る橋で、複合門型ラーメン橋とする構想。上下部工を一括とし、条件付き一般競争入札で公告する。2カ年の工事となっており、工事費は2022年度を期間とする債務負担行為を設定する方針。

3期工区の永福寺(朝倉町46-1)周辺で端気川を渡る新橋は橋長12・3m、幅員27・8mの複合門型ラーメン橋。

発注は市内に本店を有することを条件とする一般競争入札になりそう。契約は議会案件のため、8月までに公告。9月定例議会で上程し、渇水期に現場入りするながれ。

同線は全体延長1095m、全幅27mの4車線道路で両側に4・5mの歩道を設置。全体を3工区に分割し進めている。わかば小(朝倉町165-1)周辺から都市計画道路朝倉玉村線および都市計画道路城東朝倉線との交差点までの1期工区250mは整備完了。六供町土地区画整理区域から東側の2期工区355mは暫定2車線で供用している。現在は1期と2期に挟まれた3期工区で道路改良が進行中。

21年度は3期工区の橋梁整備のほか、道路改良工も進める方針。事業費などを考慮しつつ施工延長を固め、7月以降に発注する。簡易型条件付き一般競争入札となるもよう。全線の開通は24年度を目標としている。

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