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(社)埼玉建築設計監理協会

設監協が21年度通常総会開く

2021/06/18 埼玉建設新聞

 埼玉建築設計監理協会(田中芳樹会長)の2021年度通常総会が15日、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで開かれた。

 冒頭、田中会長は「ウィズコロナからアフターコロナでどう変わるか、あるいはどう変えていくのか」と述べ、SDGsを建築の設計活動に織り込んでいくことやBIMの普及促進、さらには都内への人材流出を防ぎ、若手に県内で魅力ある仕事を与えるための大型案件へのJV活用などを重点方針に示した。田中会長は「コロナ渦の中でまだまだ先が見えないが、コロナ後に向けて皆さまとともに頑張っていきたい」と力を込めた。

 議事では20年度事業報告や21年度事業計画案などが審議され、いずれも承認された。21年度事業計画には11の重点項目を掲げ、このうち新規には▽SDGs達成に向けた取り組み▽最低制限価格のない行政への設定要望――を盛り込んだ。本年度はコロナ後を見据え、事業活動を積極的に促進する考え。

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