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埼玉県杉戸町

杉戸町が旧杉戸小跡地活用へ既存4施設を解体

2021/06/22 埼玉建設新聞

 杉戸町は旧杉戸小学校跡地活用事業による複合施設などの整備に先駆けて、敷地内に残存する町有施設を解体する。対象は中央公民館、子育て支援センター、流灯工房、消防団第三分団小屋の4施設。詳細を本年度の設計で詰める。既存の都市公園や樹木の解体・撤去に関しては民間事業者側が担う。

 施設規模は▽中央公民館=RC造2階建て、延べ床面積807・89㎡▽流灯工房=S造3階建て、同365㎡▽▽子育て支援センター=木造平屋、床面積339・44㎡▽消防団第三分団小屋=木造平屋、同35・6㎡――。

 町有施設を取り壊して創出した敷地には、複合施設棟(広場・駐車場を含む)、都市公園を民間事業者が整備する流れとなる。設計・施工を担う事業者選定に向け、21日から公募型プロポーザル手続きを始めた。12月町議会定例会後の基本協定締結、設計、着工を見据える。施設整備自体は23年12月の完了を目指している。

 各施設に充てる敷地面積は、複合施設棟3857・32㎡、都市公園2501・3㎡。町が別事業により整備する認可保育所も併せた全体構成を考えている。

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