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県立博物館の空調更新で7~8月設計委託

2021/06/30 山梨建設新聞

 県は県立博物館(笛吹市御坂町成田)の空調設備更新に向け設計を始める。開館時に設置したもので更新は初めて。設備の老朽化によりメンテナンスが難しくなることが予想されるため、新しいものに交換する。県営繕課によると、7~8月に設計を委託する方向で調整中。来年度以降の着工を目指す。

 施設内の空調は複数の系統に分かれる。更新するのは主に収蔵庫の温度・湿度を調整している空調。設置から16年ほどたち「今後機器の部品を入手することが難しくなるため交換することにした」(施設担当者)。収蔵品保存のため常時稼働させているが、適宜修繕を行っているため今のところ大きな不具合はないという。

 施設はRC(一部S)造地上1階、地下1階建て。延べ床面積は8760㎡で、このうち収蔵庫は約1500㎡。同課によると、収蔵庫で使用しているのはヒートポンプ式の空調で、新しい空調も同種のものを想定しているという。


【写真=空調を更新する県立博物館】

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